トレースとは?

トレースとは?

📅 最終更新:2026年7月31日

【読み方】

トレース

【英語表記】
Trace
(トレース)

【一般的な意味】

“トレース(Trace)”とは、システムの処理が「どこから始まり、どのような経路を通って、どこで終了したのか」を時系列で追跡した記録のことです。

例えば、利用者がWebサイトへアクセスすると、

  • Webサーバー
  • アプリケーションサーバー
  • データベース
  • 外部API

など、複数のシステムが連携して処理を行います。

トレースは、その一連の流れを関連付けて記録することで、「どこで時間がかかったのか」「どこでエラーが発生したのか」を把握するために利用されます。

なお、ログは個々の出来事を記録するのに対し、トレースは一連の処理全体の流れを記録する点が大きな違いです。

可観測性では、「ログ」が出来事を記録し、「メトリクス」がシステムの状態を数値で示し、「トレース」が処理全体の流れを追跡する役割を担うことになります。

【ネット探検ラボでは】

ネット探検ラボでは、トレースを“「システムの足跡」”として捉えています。

雪道を歩く人の足跡をたどれば、「どこから来て、どこへ向かったのか」が分かるように、システムの処理もトレースを見ることで、その流れをたどることができます。

例えば、利用者がWebサイトへログインした場合、

  1. Webサーバーが要求を受信する
  2. アプリケーションが認証を行う
  3. データベースがユーザー情報を検索する
  4. 認証結果を利用者へ返す

という一連の流れが発生します。

トレースは、この処理全体を一つの流れとして関連付けて記録します。

“ネット探検ラボでは、トレースとは「システムの処理がたどった足跡を記録し、一連の流れを可視化するための情報」”であると考えています。

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