IAB(Initial Access Broker:初期アクセスブローカー)とは?
📅 最終更新:2026年7月30日
【読み方】
アイ・エー・ビー (初期アクセスブローカー)
【英語表記】
Initial Access Broker
(イニシャル・アクセス・ブローカー)
【一般的な意味】
IAB(Initial Access Broker)とは、企業や組織のネットワークへの侵入口(初期アクセス)を不正に取得し、それを他のサイバー犯罪者へ販売する役割を担う攻撃者、またはその活動を指します。
IAB自身がランサムウェアを実行するとは限りません。フィッシングや脆弱性の悪用、認証情報の窃取などによって企業への侵入経路を確保し、そのアクセス権をダークウェブ上のフォーラムなどで売買します。
近年では、ランサムウェアグループとの分業が進み、IABはサイバー犯罪エコシステムの一翼を担う存在として注目されています。
【ネット探検ラボでは】
ネット探検ラボでは、“IABは現代のランサムウェア攻撃を支える「見えない供給網」”だと考えています。
ランサムウェア攻撃は、一つの組織だけで完結するものではありません。IABが侵入口を提供し、RaaS運営者が攻撃基盤を提供し、アフィリエイトが実際の侵入や暗号化を実行するなど、役割が分業化されています。
そのため、ランサムウェアを理解するには、暗号化を実行したグループだけを見るのではなく、その前段階で活動するIABの存在を理解することが重要です。
ネット探検ラボでは、リークサイトや地下フォーラム、OSINTによる調査を通じて、IABの活動や攻撃手法、ランサムウェアとの関係について継続的に分析・発信していきます。


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