CDPとは?
📅 最終更新:2026年7月28日
【読み方】
シー・ディー・ピー
【英語表記】
Chrome DevTools Protocol(CDP)
(クローム・デブツールズ・プロトコル)
【一般的な意味】
“Chrome DevTools Protocol(CDP)”とは、Google ChromeやChromium系ブラウザを外部プログラムから操作するために、Googleが開発者向けに提供している正規の通信プロトコルです。
本来は、Webブラウザの開発やデバッグ、自動テストなどを目的として提供されています。
CDPを利用すると、プログラムからブラウザを起動したり、Webページを開いたり、ボタンをクリックしたり、JavaScriptを実行したり、ネットワーク通信や画面の情報を取得したりすることができます。
近年では、PlaywrightやPuppeteerなどのブラウザ自動化ツールも、このCDPを利用しています。
【ネット探検ラボでは】
CDPそのものはGoogleが提供する正規の技術であり、危険なものではありません。
しかし近年は、この正規機能を悪用するマルウェアが確認されています。
Cisco Talosが解析したmsaRATでは、Google ChromeをHeadless Modeで起動し、CDP経由でブラウザを遠隔操作することで通信を行っていました。
つまり、マルウェア自身が通信するのではなく、Chromeに通信を代行させるという設計です。
このような手法は、従来の「マルウェアが直接C2サーバーへ通信する」というモデルとは異なり、正規ソフトウェアの通信に紛れ込むことで検知を回避しようとする、新しい設計思想の一例として注目されています。


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