2026年7月1日前後に、DHC(株式会社ディーエイチシー)がランサムウェアグループ「The Gentlemen」のリークサイトに掲載されたことが確認されています。
ただし、DHC側から「ランサムウェア被害を受けた」と正式発表されたわけではありません。そのため、現時点では「The Gentlemenが犯行声明を出した段階」と理解するのが適切です。
現在判明している内容
攻撃対象:DHC
攻撃者:The Gentlemen(ランサムウェア・アズ・ア・サービス:RaaS)
公開時期:2026年7月初旬
攻撃手法:二重脅迫(Double Extortion)型とみられる
社内データを窃取
暗号化を実施(または暗号化すると脅迫)
身代金を支払わなければデータ公開を行う方式
「The Gentlemen ランサムウエア」とは
The Gentlemenは2025年後半から急速に勢力を拡大した新しいランサムウェアグループです。
特徴として…
- RaaS(Ransomware as a Service)を採用
- アフィリエイトへ90%という高い利益配分
- WindowsだけでなくLinuxやVMware ESXiも攻撃
- Active Directory全体へ一気に展開
- データ窃取+暗号化による二重脅迫
- Fortinet VPNやCisco機器など境界機器の脆弱性を積極的に狙う
…などが挙げられます。2026年上半期には世界でも特に活動が活発なグループの一つとなっています。
DHCから何が流出したのか
現時点では、
- 流出データの容量
- 顧客情報か社内資料か
- 従業員情報か
- システム停止の有無
などについては公式には確認されていません。
リークサイトへ掲載されたことは確認されていますが、掲載内容の真偽や実際の被害範囲については、今後のDHCの発表を待つ必要があります。
ここでも「発覚の経緯」の確認がしたい
今のところ、DHC側が「どのように異変を認識したのか(発覚の経緯)」について公表した情報は見当たりません。
現在確認できているのは、次のような状況です。
- The GentlemenのリークサイトにDHCの名前が掲載されたことが外部で確認された。
- しかし、DHCからはシステム障害、不正アクセス、情報漏えい、調査開始などに関する公式発表は、現時点では確認できない。
- そのため、「リークサイト掲載=実際の被害」と断定することも、「被害はなかった」と断定することも、現段階ではできません。攻撃グループの主張と企業の確認は区別して扱う必要があります。
今まで通り、DarkWeb等からの情報収集、そして何よりも被害者であろうDHCさんからの情報開示を待ちたいと思います。あれば・・・ですが(^_^;)
新たな情報を得られれば「DHCランサムウエア被害②」として更新したいと思います。



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