エアギャップとは?
📅 最終更新:2026年7月29日
【読み方】
エアギャップ
【英語表記】
Air Gap
(エア・ギャップ)
【一般的な意味】
エアギャップ(Air Gap)とは、コンピューターやネットワークを物理的に他のネットワークから切り離して運用するセキュリティ対策のことです。
インターネットや社内ネットワークと接続しないことで、不正アクセスやマルウェア感染のリスクを大幅に低減できるため、重要インフラや軍事施設、工場の制御システム(OT)、研究施設などで採用されています。
しかし、エアギャップだからといって絶対に安全というわけではありません。USBメモリなどの外部記憶媒体の持ち込みや保守作業時の一時的なネットワーク接続などを経由して、マルウェアが侵入した事例も報告されています。
【ネット探検ラボでは】
ネット探検ラボでは、エアギャップを“「物理的な絶対隔離を、人間の運用によって維持するセキュリティ対策」”として捉えています。
ネットワークを物理的に分離することは、多くのサイバー攻撃を防ぐ上で非常に有効です。しかし、その隔離状態を維持するのはシステムではなく、人間です。
USBメモリの持ち込みや保守作業時の一時的な接続、データの受け渡しなど、人間が介在する場面は避けることができません。攻撃者もそのことを理解しており、エアギャップそのものを破ろうとするのではなく、それを運用する「人間」を標的にします。
そのため、フィッシングやソーシャルエンジニアリングなど、人間の判断や行動を利用してヒューマンエラーを誘発する攻撃への対策は、エアギャップを運用する上で欠かせない前提条件です。
ネット探検ラボでは、エアギャップとは「物理的な隔離」という技術だけで成立するものではなく、その隔離を維持する人間の意識と運用によって初めて成立する防御手法であると考えています。


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