ワームとは?
📅 最終更新:2026年7月29日
【読み方】
ワーム
【英語表記】
Worm
ワーム
【一般的な意味】
“ワーム(Worm)”とは、宿主となるプログラムやファイルを必要とせず、自ら増殖しながらネットワーク上へ感染を拡大するマルウェアの一種です。
コンピューターウイルスとは異なり、ワームは単独で動作できることが最大の特徴です。脆弱性を悪用して他のコンピューターへ侵入し、自身のコピーを送り込むことで感染を広げます。
感染したコンピューターでは、ネットワーク帯域やシステム資源を大量に消費し、通信速度の低下やシステム障害を引き起こすことがあります。また、ワームの中にはバックドアの設置や他のマルウェアのダウンロード機能を持つものも存在します。
代表的なワームには、Morris Worm、Code Red、SQL Slammer、Conficker、WannaCryなどがあります。特にWannaCryは、Windowsの脆弱性「EternalBlue」を悪用して世界中へ急速に感染を拡大し、大きな被害をもたらしました。
【ネット探検ラボでは】
ネット探検ラボでは、ワームを“「自ら動き、自ら広がるマルウェア」”として位置付けています。
現在でもネットワーク機器やOSの脆弱性が発見されるたびに、ワーム型マルウェアによる大規模感染が懸念されています。近年はランサムウェアやボットネットの初期感染手段としてワームの機能が組み込まれるケースもあり、単独の脅威というよりも、複数の攻撃を支える重要な技術として利用されることが増えています。
そのため、OSやソフトウェアを常に最新の状態へ保ち、既知の脆弱性へ迅速に対策を講じることが、ワームによる感染を防ぐ上で非常に重要です。


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