STUNサーバーとは?

STUNサーバーとは?

📅 最終更新:2026年7月28日

【読み方】

スタン・サーバー

【英語表記】
Session Traversal Utilities for NAT
(セッション・トラバーサル・ユーティリティーズ・フォー・ナット)

【一般的な意味】

STUN(Session Traversal Utilities for NAT)サーバーとは、NAT環境にある利用者(端末)が、自分のグローバルIPアドレスや通信に使用されるポート番号を確認し、相手と直接通信できるよう支援するためのサーバーです。

家庭や企業のネットワークでは、多くの端末がNATの内側に配置されています。そのため、利用者(端末)どうしが直接通信しようとしても、お互いの通信先が分からず接続できない場合があります。

STUNサーバーは、利用者(端末)がインターネットからどのように見えているのかを知らせる役割を果たします。この情報を利用することで、P2P通信やWebRTCでは利用者(端末)どうしの直接通信を確立できる場合があります。

ただし、すべてのNAT環境で直接通信が成功するわけではありません。そのような場合には、TURNサーバーを利用して通信を中継します。

現在では、オンライン会議やビデオ通話、オンラインゲームなど、多くのリアルタイム通信サービスで利用されている重要な技術です。

【ネット探検ラボでは】

STUNサーバーは、P2P通信やWebRTCを実現するための重要な支援技術です。利用者(端末)どうしが直接通信できるかどうかを判断する際、最初に利用されることが多く、通信の遅延を抑えながら効率的な接続を実現します。

一方で、近年ではWebRTCなどの正規技術を悪用し、STUNサーバーを利用して遠隔操作や通信経路の確立を試みるマルウェアも確認されています。

重要なのは、STUNサーバーそのものが危険なのではなく、正規技術が悪用される可能性を理解することです。ネット探検ラボでは、技術を善悪で判断するのではなく、その仕組みと活用、そして悪用の両面からサイバーセキュリティを探究していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました