トロイの木馬とは?

トロイの木馬とは?

📅 最終更新:2026年7月29日

【読み方】

トロイのもくば

【英語表記】
Trojan Horse
トロージャン・ホース)

【一般的な意味】

“トロイの木馬(Trojan Horse)”とは、一見すると正常なソフトウェアや便利なプログラムを装い、利用者に実行させることでコンピューターへ侵入するマルウェアの一種です。

名称は、ギリシャ神話に登場する「トロイの木馬」に由来しています。敵への贈り物を装った巨大な木馬の中に兵士が隠れており、城内へ運び込まれた後に内部から城門を開いたという逸話になぞらえられています。

トロイの木馬は、自ら感染・増殖する機能を持たないことが特徴です。その代わり、侵入後にバックドアを設置したり、情報を盗み出したり、他のマルウェアをダウンロードしたりするなど、攻撃者の目的に応じたさまざまな不正行為を実行します。

近年では、メールの添付ファイルや偽のソフトウェア、海賊版ソフトウェア、偽アップデートなどを通じて感染するケースが多く確認されています。

【ネット探検ラボでは】

ネット探検ラボでは、トロイの木馬を“「利用者をだまして侵入するマルウェア」”として位置付けています。

現代のサイバー攻撃では、攻撃者が最初からシステムを破壊するのではなく、まずトロイの木馬によって侵入し、内部調査や認証情報の窃取、バックドアの設置などを行った上で、本格的な攻撃へ移行するケースが少なくありません。

そのため、トロイの木馬は単独の脅威ではなく、ランサムウェアや情報窃取など、さまざまな攻撃へつながる重要な侵入口の一つと考えています。

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